ご利益さん
旅先や年始などイベントの時にご利益を願って行動する事はありますが、日々のちょっとした事を意識してうごくだけでも恩恵を授かれる、かも。
知っているようで意外と知らないかもしれないご利益さんを書き連ねてみたいと思います。
・朝茶
「朝茶はその日の難逃れ」と言い、朝に熱いお茶を飲むのが良いそう。
朝の慌ただしい時に覚ましながら心を落ち着かせるという事で。
・南天箸
難点、つまり難を転ずるという語呂合わせから。
南天は幹が中々成長しないので、貴重性からこれ程稀な素材で作った箸で毎日食事を頂けばきっとご利益があると言う風にも考えられているそう。
・いただきものをお供え
お土産など頂いたものをちょっと間仏壇や神棚にお供えし、神仏やご先祖様と共有する。
形式だけの方時より少し思い出して個人を偲び、美味しい物を共に楽しむ。
喜んで見守ってくれるのではないかなと。
・盛り塩
古代において塩は神聖な物だった。
昔は気軽に海に行く訳には行かないので、凝縮された海の物と言う事で塩が使われている。
神聖な塩は高い所に、お客寄せなら低い場所に置くと良い。
・お地蔵さま
これが一番イメージしやすいご利益さんじゃないでしょうか。
街中でも意識して探せば意外に道端に佇んでいると思います。
なんと寛容な事にどんな悪人でも心からすがれば救ってくれるという、正に仏さま。
通りすがりにちょっと拝んだだけでもその縁を頼りにご利益を授かれるそうなので、見かけたらこころなのかで挨拶をするだけでも。
少しだけ書き出しましたが、土地土地でも色々な風習があって旅先などで従ってみるのも良いかもしれません。
こんな状況でもあるので、少しの喜びでも授かれると良いですね。
古都京都、東西本願寺を望む地で御朱印帳・過去帳を作成している文政堂です。