オ~クワガタ

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先日、スジクワガタ狙いで京都の某所に採集に行ったところ、なんとオオクワガタの♀が樹液に来ているのを
 
発見。生まれて初めてオオクワガタを採集したことに歓喜の雄叫びをあげました。めでたし、めでたし。
 
と言いたいのですが、心境は複雑。
 
理由はと言うと、オオクワガタを採集することは非常に難しい。まして、自分はこの地はオオクワガタの産地
 
と聞いたことがない。
 
頭に過ぎったことは放虫個体。37.2ミリと野生とも飼育品ともとれるサイズ。
 
偶然、他の採集者と遭遇し話をしたところ、昨年その方もこの地でオオクワガタを採集したとのこと。
 
細々と存在しているのか、それとも以前から放虫されているのか?
 
オオクワガタは人気NO.1のクワガタである。飼育者も多い。
 
オオクワガタの♀は多産だ。先をみて飼育しなければ、すぐに手におえない数になる。そうなると山に逃がす
 
者も出てくる。
 
その地にいないものを放すことは生態系を乱すこととなる。これはブラックバスをはじめとした外来種だけの
 
問題ではない。国内種でもいけないのである。
 
山でオオクワガタが採れた時、何も考えることなく喜べる。そんな自然環境でありたい。