どこか遠くへ

最近余り出歩いていないし、どこか知らない所を歩いてみたいなとふと思い立ち京都駅から近鉄線で京田辺へ。

何故ここかと言うと特に理由は無く、急行が止まるって程々に遠い所というだけで何の予備知識もなく下りた次第。

駅の周りを少し歩いて喫茶店でも入って一服したら帰ろうと思っていたのですが、駅の真ん前に気になるスタチューが。

何やら細く湾曲した棒の家に小坊主さんが立って居るが。

隣を見ると　とんちばし　たなべいっきゅう　

ああー、成程ここは一休さんゆかりの地なのねと。

 

と言う訳で少し距離がありますが酬恩庵（しゅうおんあん）まで歩いて行ってきました。

現着、人が全くいません。

途中の行路でも閑静な住宅街で、地元と思しき人を見かけるばかり。

道は狭いですが歩きやすかったです。

門から見える青もみじが綺麗ですね。

個人的に紅葉した感じより此方が爽やかで好ましいです。

酬恩庵で頂ける御朱印。

何とも力強い書体で、はっとさせられる物があります。

このお寺さんでは誰に書いて貰ってもこの感じの書体なんでしょうか。

 

静かに名跡を訪ねたみたいと思っている方には良い所だと思います。

駅前にお店も充実しているので、参拝が終わって一休みするにも困りません。

良い気分転換にもなりました。

運が良ければ旅猫にも出会えるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古都京都、東西本願寺を望む地で御朱印帳・過去帳を作成している文政堂です。