ビークワ57号クワガタ飼育ギネス特集号
10月20日にクワガタ・カブト専門誌ビークワギネス特集号が発売されました。
一年一度の飼育者の祭典、どの種が更新(更新条件、生体5ミリ標本2ミリ以上)されたのか?自分の狙って
いる種はどうやったのか?飼育者なら誰しも気になるところです。
自分も早速購入し熟読しました。ギネスには日本産と外国産の部があります。自分は外国産にはあまり興
味がないということもありますが、今年は日本産ギネスが質、量とも凄い!
まずはオオクワガタ。クワガタに興味がない方でも名前くらい聞いたことがあると思います。
15年位前やったかな?80ミリのオオクワガタが1000万円で売れたとの記事が新聞にでていました。
オオクワガタは一番飼育者が多いクワガタです。それも断トツに!
今回のサイズ、2年振りの更新で89.1ミリ(前ギネスが88ミリ)。
1000万円で売れた時代にこのサイズならいくらで売れたのでしょうか?
オオクワガタのギネスを狙っているトップブリーダーの方達の飼育条件は概ね以下のとおりです。
①大型血統を種親とする②温度管理や飼育部屋の徹底③実績のある餌(菌糸ビン)の使用④数100匹の
飼育数
②については1℃単位以下での温度管理や飼育部屋には遮光を施す等徹底されています。前ギネスホル
ダーもそんな凄い方でした。そんな方が何人もいます。また、そんな方達は実際に前ギネスサイズ前後の個
体を何頭も羽化させたはります。自分もそういう方がギネスを更新していくんやな~と思っていました。
しかしながら、今回ギネスホルダーになられた方は大型血統が種親ですが、温度管理は徹底しているほど
でもない。餌(菌糸ビン)も多くのトップブリーダーが使用しているのとは違う。飼育数も20~30匹である。
自分もこんな感じの飼育環境です。ごく普通ですね。せやから、痛快ですね。やはり生き物の生命力はわか
らない。徹底した飼育環境でなくともギネスサイズは羽化する!ホンマに痛快ですわ~
もっとも、徹底した環境で飼育したほうが平均サイズは大きいですし、ギネスサイズが羽化する確率は高い
のは確かだと思います。
個人的には日本産ヒラタクワガタや日本産ノコギリクワガタが凄すぎだと感じました。
ちなみに自分が2年前にギネスを取った日本産チョウセンヒラタクワガタは更新されていませんでした。
よしよしです!(^^)!